7月30日に我が家の大切な家族のメロディが虹の橋を渡りました。
メロきゅんはその日の朝もいつものように、私と一緒にベランダに出てお外を眺めてました。
今思うといつもより長い時間、お外の景色を眺めていたように思います。
ちーちゃんとメロきゅん
メロきゅんは、9年前我が家の一員になりました。
元の飼い主さんが亡くなられて、その親友の家である我が家にやって来てくれたのでした。
その時は、キャンディ、ポッキー、チッチがすでにいて新入り状態のメロきゅんでした。
いつも部屋の隅っこでおとなしく佇んでいる姿は、最愛の人を失った悲しみそのものでした。
我が家に本当に慣れるまで長い時間がかかりました。
元来、お茶目な性格のメロきゅんは他の子たちがやらないことを色々やってくれました。
その度にびっくり!したり、焦って獣医さんに相談したり、大笑いしたり。
食いしん坊のメロきゅんは、留守中にいろんなものを食べてくれました。
キッチンの入り口にフェンスを置いていたのに、ちーちゃん(チッチ)と共謀して開ける瞬間を見た時は本当に驚きました。見つかったメロきゅんも「わ!ヤバい!!見つかった!」という顔をしていましたが。
その共同作業は、ちーちゃんがフェンスの左端を引っ張ってメロきゅんが右端を押して、フェンスの横を通れるようにしていたのでした。帰宅した時、なぜかフェンスが開いてたのは「これだったんだ!」と確信しました。
こうしてキッチンに侵入したメロきゅんは、棚の上にあったはずのモノをいくつも食べてくれちゃいました!しかも人間よりもキレイに包装してあるフィルムや袋を剥がして。
テーブルに置いていたパイナップルを丸かじりしていた時は大爆笑でした。
キャンランとメロきゅん
ポキちゃんとメロきゅん
そうやって私たちを楽しませて癒しをたくさん与えてくれて、メロきゅんは我が家に馴染んでくれました。
ポッキーが長い闘病生活の最期の時期に、なぜかメロきゅんが一緒のベッドに乗ってくっついていることがよくありました。往診に来てもらっている獣医さんから「ポキちゃんの体温が下がってるからメロくんは身体を温めてあげてるんだと思います。」と言われた時、メロきゅんが家族を守ってくれていることに「この子は本当に穏やかな優しい子なんだな。」と感動と感謝でいっぱいでした。
前触れもなく突然虹の橋を渡ってしまったから、まだ信じられない受け入れられない気持ちは否めません。
でも、最後に私たちの呼びかけに何度も大きく頷いてくれたメロきゅん。
最後にご挨拶してくれました。
メロきゅん。うちの子になってくれてありがとう。愛してるよ。いつも忘れないよ。